好調・G大阪が5戦無敗で2連勝! 負傷復帰の山田康太が投入1分後に決勝ゴール、FC東京は4戦未勝利に
[5.26 J1第16節 FC東京 0-1 G大阪 味スタ]
J1リーグは26日に第16節を行った。FC東京とガンバ大阪の対戦は、G大阪が1-0で勝利。後半39分に出場したMF山田康太が1分後に決勝ゴールを決めた。
22日のルヴァン杯・サガン鳥栖戦を延長戦の末に制したFC東京は、中3日でリーグ戦4試合ぶりの白星を狙う。120分を戦ったルヴァン杯から先発は8人変更。GK野澤大志ブランドン、MF小泉慶、FW俵積田晃太が引き続きスタメン入りした。4-2-1-3の布陣でGKは野澤、4バックは左からDFバングーナガンデ佳史扶、DFエンリケ・トレヴィザン、DF木本恭生、DF長友佑都。2ボランチはMF高宇洋と小泉で、トップ下はMF荒木遼太郎。前線3人は左から俵積田、FWディエゴ・オリヴェイラ、FW安斎颯馬が並んだ。
G大阪は前節・川崎フロンターレ戦(○3-1)から一週間を経て、直近4試合無敗(3勝1分)の継続を目指す。先発は1人変更し、MFダワンが起用された。GKは一森純、4バックは左からDF黒川圭介、DF福岡将太、DF中谷進之介、DF半田陸。2ボランチはダワンとMF鈴木徳真。2列目は左からMFウェルトン、FW坂本一彩、MF山下諒也。1トップにFW宇佐美貴史が入った。[両スタメン&布陣]
G大阪は序盤から快足の山下を使い、右サイドから攻め立てる。FC東京は前半9分、安斎の縦パスを受けたD・オリヴェイラが右サイドの深い位置まで進入。冷静にゴールに迫り、折り返したボールは俵積田が合わせるが、GK一森の好セーブに遭った。
前半16分、G大阪は左サイドの細かいパスから中盤の宇佐美が最前線にパスを通す。反応したウェルトンが敵陣近くで長友に競り勝ち、相手2選手のスライディングをかわしながらPA右にパス。最後は山下がシュートを放つが、わずかにゴール枠外を逸れていった。
G大阪は前半41分、自陣でCKを跳ね返すと、こぼれたボールに山下が猛ダッシュ。FC東京の選手を置き去りにしながらPA右に入り込み、右足シュートを放つ。だが、GK野澤の好セーブに阻まれた。
前半はスコアレスで折り返すと、ハーフタイムは両チームともにメンバー交代はなかった。
後半から両者は徐々に攻勢を強める。後半3分、G大阪は宇佐美がPA手前から右足ミドルを放つが、GK野澤に横っ飛びでセーブされた。その後はFC東京が立て続けにチャンス。左サイドから俵積田が何度もクロスを上げるが、敵陣PA内の味方には合わない。同12分には俵積田がカットインから右足シュート。しかし、GK一森にはじかれた。
FC東京は後半18分に2枚替え。俵積田と荒木が下がり、MF遠藤渓太とFW仲川輝人が投入される。遠藤は左ウイング、仲川はトップ下に入った。
G大阪は敵陣近くでの攻撃が続き、セットプレーで決定機を作る。後半21分にはPA左外から宇佐美がFKを蹴る。ニアサイドのダワンが頭で逸らして枠内を狙うが、GK野澤の鋭いセーブにはじかれた。同27分にはダワンが下がり、MFネタ・ラヴィが出場した。
FC東京は後半32分に2枚替え。D・オリヴェイラとバングーナガンデに代えて、MF松木玖生とMFジャジャ・シルバが入った。安斎が左SBに、遠藤が右ウイングに、仲川が最前線に移動。松木はトップ下で、ジャジャ・シルバは左ウイングでプレーをした。G大阪は40分に坂本と山下を下げ、MF倉田秋と負傷から復帰した山田が投入された。
すると、G大阪の交代策が的中する。右サイドでウェルトンがボールを収め、PA右の浅い位置にパス。投入されたばかりの山田がボールを浮かせて右足ボレーを放つ。ゴール左隅に流し込み、加入後初ゴールで自身の復帰を祝った。
G大阪がそのまま逃げ切り、1-0で試合終了。直近5試合無敗を継続させ、勝ち点3を積み上げた。FC東京は4試合未勝利が続いている。
(取材・文 石川祐介)
J1リーグは26日に第16節を行った。FC東京とガンバ大阪の対戦は、G大阪が1-0で勝利。後半39分に出場したMF山田康太が1分後に決勝ゴールを決めた。
22日のルヴァン杯・サガン鳥栖戦を延長戦の末に制したFC東京は、中3日でリーグ戦4試合ぶりの白星を狙う。120分を戦ったルヴァン杯から先発は8人変更。GK野澤大志ブランドン、MF小泉慶、FW俵積田晃太が引き続きスタメン入りした。4-2-1-3の布陣でGKは野澤、4バックは左からDFバングーナガンデ佳史扶、DFエンリケ・トレヴィザン、DF木本恭生、DF長友佑都。2ボランチはMF高宇洋と小泉で、トップ下はMF荒木遼太郎。前線3人は左から俵積田、FWディエゴ・オリヴェイラ、FW安斎颯馬が並んだ。
G大阪は序盤から快足の山下を使い、右サイドから攻め立てる。FC東京は前半9分、安斎の縦パスを受けたD・オリヴェイラが右サイドの深い位置まで進入。冷静にゴールに迫り、折り返したボールは俵積田が合わせるが、GK一森の好セーブに遭った。
前半16分、G大阪は左サイドの細かいパスから中盤の宇佐美が最前線にパスを通す。反応したウェルトンが敵陣近くで長友に競り勝ち、相手2選手のスライディングをかわしながらPA右にパス。最後は山下がシュートを放つが、わずかにゴール枠外を逸れていった。
G大阪は前半41分、自陣でCKを跳ね返すと、こぼれたボールに山下が猛ダッシュ。FC東京の選手を置き去りにしながらPA右に入り込み、右足シュートを放つ。だが、GK野澤の好セーブに阻まれた。
前半はスコアレスで折り返すと、ハーフタイムは両チームともにメンバー交代はなかった。
後半から両者は徐々に攻勢を強める。後半3分、G大阪は宇佐美がPA手前から右足ミドルを放つが、GK野澤に横っ飛びでセーブされた。その後はFC東京が立て続けにチャンス。左サイドから俵積田が何度もクロスを上げるが、敵陣PA内の味方には合わない。同12分には俵積田がカットインから右足シュート。しかし、GK一森にはじかれた。
FC東京は後半18分に2枚替え。俵積田と荒木が下がり、MF遠藤渓太とFW仲川輝人が投入される。遠藤は左ウイング、仲川はトップ下に入った。
G大阪は敵陣近くでの攻撃が続き、セットプレーで決定機を作る。後半21分にはPA左外から宇佐美がFKを蹴る。ニアサイドのダワンが頭で逸らして枠内を狙うが、GK野澤の鋭いセーブにはじかれた。同27分にはダワンが下がり、MFネタ・ラヴィが出場した。
FC東京は後半32分に2枚替え。D・オリヴェイラとバングーナガンデに代えて、MF松木玖生とMFジャジャ・シルバが入った。安斎が左SBに、遠藤が右ウイングに、仲川が最前線に移動。松木はトップ下で、ジャジャ・シルバは左ウイングでプレーをした。G大阪は40分に坂本と山下を下げ、MF倉田秋と負傷から復帰した山田が投入された。
すると、G大阪の交代策が的中する。右サイドでウェルトンがボールを収め、PA右の浅い位置にパス。投入されたばかりの山田がボールを浮かせて右足ボレーを放つ。ゴール左隅に流し込み、加入後初ゴールで自身の復帰を祝った。
G大阪がそのまま逃げ切り、1-0で試合終了。直近5試合無敗を継続させ、勝ち点3を積み上げた。FC東京は4試合未勝利が続いている。
(取材・文 石川祐介)