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(MCU)期待の最新作『デッドプール&ウルヴァリン』で主演を務めるライアン・レイノルズが、本作の“免責事項”を発表した。色々とヤバい展開や演出が待っていそうな『デッドプール&ウルヴァリン』だが、いったいその内容とは……?

レイノルズは、自身のYouTubeチャンネルで最新の動画を投稿。「免責事項(Disclaimer)」と題されたわずか38秒の映像では、スマホで取ったメモを片手に、マイクの前に佇むレイノルズの姿が映し出されている。

一呼吸を置いた後、「7月26日にみなさんに参加してもらえることをとても楽しみにしています」と口を開いたレイノルズ。「皆さんの多くがとても興奮されていると思いますが、私たちは正しくお膳立てをすべきだと思っています」とかなりの早口で続け、以下のように免責事項を語っている。

「この映画は、『バトルフィールド・アース』の続編と紙一重です。私たちはほとんど、お互いをむちゃくちゃに殴りあい、ディズニーを敵に回し、下ネタジョークをいくつか言い、自分を犠牲にしてジョークを言い、ヒューを犠牲にしてジョークをたくさん言い、マーベルが義務付けているアフタークレジットのシークエンスを完全に避けて通るつもりです。まだお気づきでない方がいれば、これはいつも別の映画のためのコマーシャルで、必ず別の映画のコマーシャルで終わるものなんです。

大の男と女がタイツ姿で歩き、そしてそれが助けを求める巨大な文化的な叫びでないかのように振る舞っているような、退屈な夢の国に私たちが旅行している間、みなさんは座ってリラックスしながら、IQを下げて、心拍数は上げてください。これがシネマです。」

レイノルズが言及した『バトルフィールド・アース』とは、2000年に公開されたジョン・トラボルタ主演のSFアクション映画。銀河を支配する宇宙の種族と人類の間の壮大なバトルが描かれたが、翌年のゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)を総ナメするほどの不名誉を得た作品だ。レイノルズは、『デッドプール&ウルヴァリン』が同作の続編のようなものだと言うことで、映画のハードルを下げようとしているのだろうか。

また、「マーベルが義務付けているアフタークレジットのシークエンスを完全に避けて通るつもり」という発言も気になるポイント。言及の通り、MCUでは本編終了後のおまけ映像が恒例だが、本作では登場しないということなのか。一方、『デッドプール』前2作ではおまけ映像が登場していたため、MCUのスタイルを踏襲しない前代未聞の映像が待っているのかもしれない。

本作では、MCUドラマ「ロキ」(2021-)で初登場した時間変異取締局(TVA)や『X-MEN』シリーズの過去作に登場したキャラクターたちのカムバックが見られる見込み。物語にはさまざまな演出の仕掛けが施されているようだが、完全新規ファンにとってみれば、レイノルズの「座ってリラックスしながら、IQを下げて、心拍数は上げて」という言葉ほど安心できるものはないだろう。ショーン・レヴィ監督も鑑賞前の予習は「必要なし」と。

本作には、主演のレイノルズやウルヴァリン役として復帰するヒュー・ジャックマンのほか、過去シリーズからヴァネッサ役のモリーナ・バッカリン、コロッサスの声を演じるステファン・カピチッチ、Xフォースのメンバーであるピーター役のロブ・ディレイニー、ユキオ役の忽那汐里らが揃って続投。ヴィラン役には、「ザ・クラウン」シーズン4でダイアナ妃役を演じたエマ・コリンが起用されている。

『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月26日日米同時公開。

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