5-0で圧勝と理に適った戦い方で東京ヴェルディを窒息させたFC町田ゼルビア。チームの一体感は最高レベルにある【コラム】
立ち上がりは東京Vにやや押し込まれながらも持ち前の堅守で凌ぐと、その守備で徐々に呼吸を整えた町田は5分あたりから自慢の速攻を発動させる。そして敵最終ラインの裏を突く縦パスを積極的に入れるスタンスで相手に圧をかけ、11分にオウンゴールでまんまと先制した。
無駄に繋がず、チャンスと見るや敵ゴールに矢印を向けた攻撃で迫る戦い方は理に適っていた。セットプレーも計算されており、29分にはロングスローの流れから鈴木準弥のクロスに藤尾翔太がヘッドで合わせたシュートで追加点(2-0)を決め、終盤にもこれまたロングスローから柴戸海のスーパーボレーで4-0とダメを押している。
守備の組織美を生み出している一因が、オ・セフンと藤尾ら2トップのハイプレスだ。彼らがサボらず前からパスコースを限定してくれるおかげで、中盤、最終ラインの選手が予測しやすい側面は見逃せない。
ひとりの選手が動き出したら、それに反応するかのように他のチームメイトもアクションを起こす。簡単なようで、そのような連動をするのはかなり難しい。それを当然のようにやってのける今の町田は、チームの一体感が最高レベルにある。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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