イタリア・セリエA、ユベントス在籍時のクリスティアーノ・ロナウド(2021年4月7日撮影)。(c)Marco BERTORELLO / AFP

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【AFP=時事】イタリアの裁判所は17日、同国サッカー・セリエAのユベントス(Juventus)に対し、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の2020‐21シーズンの未払い賃金として、約970万ユーロ(約16億円)を支払うよう命じた。

 ロナウドの不服申し立てを受けた仲裁裁判所はユベントスに対し、「977万4166.66ユーロ(約16億758万円)に加え、利息と手続き費用を加えた支払いを命じる」との判決文を出した。

 この金額は、ロナウドが実際に受け取った給与と税金やその他の控除額を差し引いた後に受け取るべきだった給与の差額に相当する。

 2018年から3シーズンをユベントスで過ごしたロナウドは、1950万ユーロ(約32億円)を請求していたものの、裁判所は約50パーセント減額した。

 ユベントスはAFPの取材に対しコメントは拒否したものの、「近いうちに」声明を発表すると述べている。

【翻訳編集】AFPBB News

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