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 ◇第96回選抜高校野球大会第9日第1試合 星稜5−0阿南光(2024年3月28日 甲子園)

 星稜が阿南光を下し、同校初の春4強入りを決めた。

 打線が初回から相手先発・大坂を攻め立て、4番・萩原獅士(3年)の左前適時打で先制。2回も3点を奪って相手右腕をノックアウトした。

 4回も四球をきっかけに相手エース・吉岡から1点を奪取しリードを広げた。

 投げては先発した背番号18の戸田慶星(2年)が相手打線を2安打に抑えるなど好投し、完封勝利。エース左腕・佐宗翼(3年)を温存した。

 石川県勢にとっても春4強は初。能登半島地震で被害を受けた地元に明るい話題を届けた。