元公安警察が“尾行の確認方法”を伝授!ストーカー対策にもなる技に…オードリー若林「したことある」
3月15日(金)の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』では、ドラマ『VIVANT』の公安監修を務め、現役時代にはスパイと数多くの攻防を繰り広げた元公安警察・勝丸円覚氏による授業の後半戦を放送。
今回はスパイが情報を受け渡す手口や場所、スパイに狙われたときの対処法などをレクチャーした。
番組前半では、公安警察時代の体験談を交えながらスパイの“監視と尾行”について勝丸氏が解説。
映画やドラマで描かれるような「1人で行う尾行はありえない」とし、「少なくとも5人のチームで尾行をする」「いろんな役割分担をしながら追う」と説明した。
また、自分が尾行されているかを確認する行動“点検”、尾行者を振り切る行動“消毒”と呼ばれる公安の尾行テクニックも紹介。
「週刊誌が来たときの“点検”と“消毒”。女性はストーカー対策にもなる」と語った勝丸氏によれば、“誰かに尾行されているかもしれない”と思ったら「3回左折する」と、自分が尾行されているか“点検”することができるという。
2回目の左折までは偶然もあり得るが、「3回付いてきたら本物。自分に関心がある。週刊誌かストーカーか探偵か」と断言した。
するとそこで、オードリーの若林正恭が「左折3回、ラジオの後にしたことあるよ」と打ち明け、まさかの顛末に教室では笑いが起こることに。
また、「街中でスパイがいたらわかるんですか?」という質問には、日常でよくある場面での身のこなし方で「訓練を受けた人かわかるときがある」と明かし、生徒たちは驚愕した。
さらに、自分を狙うスパイをあぶり出すために活用できる“スパイが嫌がる2大スポット”も発表。
勝丸氏が挙げた東京都内のとある場所に「具体的!」「なんで!?」「なにこの2大スポット!」と疑問が飛び交っていた。
◆テロ未遂事件に一同戦慄
授業終盤では、勝丸氏は「スパイを監視する公安は日本を守るためにスパイだけではなく、“テロリスト”とも戦っている。“テロリスト”を追うのも公安の重要な仕事」と展開した。
そして、日韓共催のサッカーワールドカップが開催された2002年に起きていた、実際に勝丸氏が関わったテロ未遂事件について語り、「マジっすか!?」「めっちゃ危なかったじゃないですか…」と生徒たちは戦慄。
続けて「私が実際にいた組織のことなので確信を持って言えるんですが、日本で大きな国際テロが起きていないのは公安の中の外事警察が頑張って潰しているからです」と語った勝丸氏に、一同は驚きの表情を浮かべていた。