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 オランダの首都、アムステルダムの住民がネズミと一緒に生きていくよう推奨されていることが分かった。専門家は、コウモリやハトと同様の危険性だと指摘し、同市が“ネズミの街”になるべきだとしている。

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 動物学者のマイテ・ヴァン・ガーウェン氏は、ネズミが病気の感染源となるという懸念を否定。ネズミに関する偏見をなくすよう地元紙ヘット・パロールに説明した。

 「人のいるところにネズミありです。私たちはなぜ自分の身の回りに特定の動物を欲しがり、その他を良しとしないのでしょうか?新たに建てられた家には、コウモリの住処となる空洞が作られてます。一方、ネズミはネズミ捕り、接着プレート、毒などで駆除されています」

 ヴァン・ガーウェン氏によると、ネズミが同市のエコシステムに好影響をもたらす可能性もあるという。「下水道の作業員にとってネズミは実際に好都合です。下水内に残留するたくさんの脂肪を食べ、詰まりを防いでくれます。ネズミはリサイクルが得意なのです」と続けた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)