Apple(アップル)が「M4」チップを搭載した「次期MacBook Pro」の開発をすでに開始していると、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Appleより

 

「M3」チップを搭載した現行モデルのMacBook Proは、2023年10月に発表されました。従来とは異なり「M3」「M3 Pro」「M3 Max」の3モデルが用意され、このうちM3チップは最新の「MacBook Air」にもすでに搭載されています。

 

Appleは2020年11月に「M1」チップを発表し、2022年6月に「M2」チップ、2023年10月にM3チップを投入。それぞれおよそ1年半の間隔が空いています。これに従えば、M4は2025年前半に登場するはずです。ただし計画がより早められる、あるいは遅れる可能性もあります。

 

一方でAppleのチップ製造を担当しているTSMCは、2025年後半に「2nm」プロセスでのチップ製造を予定しています。つまり、それより前に登場するM4は、M3と同じ「3nm」プロセスにて製造される可能性があるのです。

 

M4チップではその他にも、AI処理を担当する「Neural Engine(ニューラル・エンジン)」が強化され、生成(ジェネレーティブ)AI機能の進化が予測されています。M4を搭載した次期MacBook Pro、どれだけのパフォーマンスを発揮するのかに期待です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors