先日発売が開始された新型の「MacBook Air」について、より高速なSSD(ソリッドステートドライブ)が搭載されていることが、YouTubeチャンネルのMax Techにより報告されています。

↑Appleより

 

実はMacBook Air、2022年モデルでは一番安いベースモデルにて単一の256GBチップが搭載され、SSDのスピードが上位モデルと比較して劣るという事実が報告されていました。なお新型のMacBook Airに搭載されている「M3」チップは、順当に性能が向上しているようです。

 

 

Max Tecの報告によれば、新型のMacBook Airは2022年モデルのMacBook Airと比較して、SSDの速度が大幅に向上。5GBのファイルでテストしたところ、書き込み速度が最大33%、読み込み速度が最大82%高速化していたそうです。

 

さらにMax Tecが新型MacBook Airを分解したところ、256GBのSSDが1チップから2チップへと変更されていたとのこと。これにより、書き込みや読み込みのリクエストが並列処理でき、ファイルの処理速度が大幅に向上したようです。

 

Max Tecによれば、このSSDの仕様の変更は13インチモデルだけでなく、15インチモデルにも適応されている可能性が高いとのこと。今年の新型MacBook Airは、ベースモデルでも十分納得できる性能に進化しているようです。

 

Source: Max Tech / YouTube via MacRumors