日本代表の中核選手多し!FC東京の「歴代最強の日本人選手」5名

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2月23日に開幕を迎えたJリーグ。2試合を終えて連勝のチームがないという拮抗したシーズンになっている。

今回はFC東京に所属した者のなかから「歴史上最強の日本人選手」を5人ピックアップしてみた。

長友佑都

生年月日:1986年9月12日

FC東京所属:2008〜2010、2021〜

FC東京での個人タイトル:ベストイレブン1回、優秀選手賞1回、優秀新人賞1回

国際Aマッチ142試合に出場した日本を代表する名サイドバック。明治大学から2007年に特別指定選手としてFC東京へと加入し、次年度にはサッカー部を退部してプロ契約を結んだ。そしてすぐにレギュラーポジションを獲得し、その年の間に日本代表へと初招集された。

2010年には国外移籍を決断してイタリアへと渡り、その半年後には名門インテルへとステップアップ。それから長く海外でプレーし続け、そして2021年に古巣FC東京へと復帰することになった。

久保建英

生年月日:2001年6月4日

FC東京所属:2015〜2019

FC東京での個人タイトル:なし

バルセロナの下部組織でプレーしていた久保建英であるが、クラブがFIFAから未成年選手の違法な獲得によって罰則を受けることになって2015年に退団。日本に帰国した彼が加入したのがFC東京であった。

翌2016年にFC東京のU-23チームでJ3リーグにデビューすると、次年度にはトップチームへと昇格。2018年に横浜F・マリノスへ期限付き移籍したことをきっかけに大きく成長し、FC東京復帰後はJリーグ屈指の選手といえる活躍を見せた。その後レアル・マドリーへと移籍している。

森重真人

生年月日:1987年5月21日

FC東京所属:2010〜

FC東京での個人タイトル:Jリーグベストイレブン5回、優秀選手賞1回

ヨーロッパでの実績はないものの、FC東京で5回ものJリーグベストイレブンに輝いた森重真人。他の選手に追随を許さないほどこのクラブでの貢献度は大きい。

センターバックだけでなくボランチとしてもプレーする機会が多く、ダーティなコンタクトも辞さないクレバーな守備とキャプテンシーで長くチームを支えた。日本代表でも41試合に出場し、2014年のワールドカップにも参加。

今野泰幸

生年月日:1983年1月25日

FC東京所属:2004〜2011

FC東京での個人タイトル:優秀選手賞4回、J2モーストエキサイティングプレーヤー1回

岡田武史監督が率いたコンサドーレ札幌に高卒で加入し、すぐにJリーグで活躍を見せた今野泰幸。チームがJ2に降格したことをきっかけに退団し、2004年にFC東京への移籍を決断した。

原博実監督の下でボランチとして出場を重ね、後にサイドバックやセンターバックとしてもプレー。日本代表でも欠かせない選手となり、国際Aマッチ93試合に出場して4ゴールを決めた。劇的なゴールが多いことから「ドリームクラッシャー」の異名でも知られる。

中島翔哉

生年月日:1994年8月23日

FC東京所属:2014〜2018

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武藤嘉紀や加地亮、土肥洋一らと迷ったが、「最も移籍金が高額だった日本人選手」である中島翔哉を選んだ。2014年に東京ヴェルディから加入し、カターレ富山への半年間の期限付き移籍を経て夏からチームの一員となった。

Jリーグでは決して絶対的な選手ではなかったが、U-23代表では左サイドからゴールを決められる主力のエースとして活躍。2017年に移籍したポルティモネンセでは大ブレイクし、A代表でも一時主力となったものの、その後怪我やポルト移籍での失敗でパフォーマンスを落としてしまった。

カタール移籍時の取引額は3500万ユーロ、日本円にして40億円以上となるものだった。一つ流れが違えば現在でも世界トップレベルを走り続けていたかもしれない選手である。