男子ゴルフ米国ツアー、ジェネシス招待最終日。トロフィーを掲げて優勝を喜ぶ松山英樹(2024年2月18日撮影)。(c)Harry How/Getty Images/AFP

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【AFP=時事】男子ゴルフ米国ツアー、ジェネシス招待(Genesis Invitational 2024)は18日、米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ(Pacific Palisades)のリヴィエラ・カントリークラブ(Riviera Country Club、パー71)で最終日が行われ、9バーディーを奪ってスコア「62」で回った松山英樹(Hideki Matsuyama)が通算17アンダーとし、6打差を逆転して優勝を飾った。

 コースレコードまであと1打に迫る「62」を記録した松山は、この日「68」のルーク・リスト(Luke List)、「69」のウィル・ザラトリス(Will Zalatoris)の米国勢を3打差に抑えた。近年は首や背中の痛みに苦しんでいたが、これで2022年のソニーオープン・イン・ハワイ(Sony Open in Hawaii 2022)以来となるツアー9勝目を挙げている。

 7位タイから出た松山は、出だし3ホールの連続バーディーで優勝争いに割って入ると、後半も3メートルのパットを決めた10番、ラフから30センチに寄せた11番、14メートル近いパットを沈めた12番で再び3連続バーディーを決めた。

 さらに、バックナインで5人が首位タイで並ぶ混戦の中、15番と16番の連続バーディーで抜け出すと、17番でもバーディーを追加。後半だけでスコアを6ストローク伸ばし、最後はリヴィエラの象徴的な18番をパーで締めくくって勝利した。

 一方でライバルたちは後半に失速。フロントナインを1イーグル3バーディーとしてトップに立ったリストは、後半は1バーディー3ボギーと崩れた。ザラトリスも13番でこの日4個目のバーディーを決めて単独首位に立ったが、松山についていけず、15番のボギーで離された。

【翻訳編集】AFPBB News

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