宮本亞門、かつて苦手だった父を94歳で見送る。母の死をきっかけに決意した「愛し抜こう」
2月7日(水)の『徹子の部屋』に、宮本亞門が登場する。
演出家でありながら、最近は出演者としてドラマに初挑戦し話題になった亞門。
5年前に前立腺がんが発覚し全摘出手術を。その翌年には世界がコロナ禍へ突入した。
そして3年前に愛する父を見送るなど、近年は怒涛だったそう。
現在66歳。65歳で亡くなった母の年齢をこえ、最近はあらためて母を想うことが増えた。
亞門が21歳のとき、一人暮らしの部屋を片付けに来た母は脳溢血で倒れそのまま帰らぬ人となった。
母の死をきっかけに、それまで苦手だった父を一人の人間として愛し抜こうと決意。以降は2人で旅行にでかけるほどの仲になった。
その父も94歳のときに老衰で亡くなった。
父は最期の日をわかっていたかのように自らスーツに着替え、ベッドの上で眠るように逝ったという。
自らのがん経験、両親の死を乗り越え、これからは「生きる喜び、素晴らしさ」を心底味わいたいと話す。