「鬼は外、福は内」の掛け声とともに、豆をまいて邪気を払う行事「節分」。今年もSNS上では各々楽しむ様子が多く見られましたが、一風変わった豆まきで大きな注目を集めていたのは、コスプレイヤーの「鰐軍壮」さん。

 豆まき……もとい、豆を発射するために使用したのは「ロケットランチャー」のエアガン。添付された動画には、豆を被弾した鬼の面がズタズタになる様子が映っています。ヒエッ……。

【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】

 こうした重火器のエアガンを使って鬼退治を行うのは、鰐軍壮さんにとっての恒例行事。昨年も「カールグスタフ」のエアガンを使って、鬼を撃退する様子を動画で投稿しています。かわいい鬼の面との対比が……すごい。

 そんな鰐軍壮さんが今年用意したのは、「M202A1 FLASH」。映画「コマンドー」や、ゲーム「バイオハザードシリーズ」にも登場するロケットランチャーであるため、ご存じの方もきっと多いことでしょう。

 2023年10月に通販で購入し、試射をしたり、サバゲーに持参したりするうちに、弾の装填構造が豆まきに適していることを発見。新たな節分ネタとして、実際にやってみることにしたそうです。

 激しい発砲音や、幕に取り付けた鬼の面が大きく揺れていることから、その威力についてはもはや言わずもがな。鰐軍壮さん自身も「M202は4連装のため、思った以上に弾が広範囲に散らばりまして、鬼が多数で攻めてきた場合には有効そう」と、その高い効果を実感したもようです。

 投稿には2万件もの「いいね」に加え、「鬼さん、逃げてええ!」「お面がかわいすぎてかわいそう」と、鬼側を心配するコメントも多数寄せられています。確かにこれは勝ち目がなさそう……。

 もちろん来年以降も続けていく予定で、今後も「より面白いエアガンが手に入ったらどんどん改良していきたいと思っています」とのこと。きっと鬼たちも、鰐軍壮さんの周りにはうかつに近寄れないでしょうね。

 なお、このエアガンは本来「豆」を装填する想定でつくられていません。鰐軍壮さんは、エアガンなどに対する深い知識があることから、あくまで「自己責任」で、自分の責任の持てる範囲で行っています。気軽にまねなどしないよう、そこだけご注意を。

<記事化協力>
鰐軍壮さん(@WANIGUNNSOU)

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024020601.html