『ポツンと一軒家』亡き夫の思い出と今を生きる女性。笑顔の理由は「夫はいつも心にいますので」
日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
2月4日(日)は、ゲストにNANA(MAX)と青木崇高を迎えて放送される。
福島県、太平洋側の山の中に3棟並ぶように建つ建物を発見。立派な畑もあるようで、家の前までしっかりとした道も続いているようだ。
青空が広がる田園風景を行く捜索隊は、コンバインに乗って作業をしている男性に聞き込みをする。
男性は衛星写真を確認するやいなや「ここは、ご主人を亡くされて、今は奥さんが一人で暮らしているお宅ですね」と即答。70代の女性で、よく子どもたちが家族を連れて遊びに来ているそうだ。
一軒家までの道のりも詳しく教えてもらい、捜索隊は田園風景が広がる道から一軒家へと続く山道に入っていく。
そこは、荒れた雑木林が続く人の気配をまったく感じない真っ暗な林道。山道をしばらく進んでいくと、清流沿いに美しく手入れされた庭が見えてくる。
そこで迎えてくれたのは、麓の集落で聞いた通りの72歳の女性だった。
6年ほど前に夫を病気で亡くし、以来夫の実家であるこの家で一人暮らしをしているという。
「ご近所の方々がいい人ばかりですし、夫はいつも心にいますので」と笑顔を見せつつ、夫が育て手入れした美しい庭を案内してくれ、夫亡き後は女性が庭の手入れをしているそう。
家の中にも亡き夫の名残がいたるところに。そこには、余命を宣告された夫とともに、娘の結婚式でハワイへと行ったときの写真も…。