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加湿器のデメリットがだいたい解決!

乾燥が気になるこの季節、みなさんいかが加湿されていますでしょうか? 加湿器はサイズもタイプも多種多様なものが売られており、いざ買うとなると思考が迷宮入りしてしまいますよね。

わが家は気化式と温風気化式の両方持ち合わせた、ダイニチのハイブリッド式「HD-RXC500B」を手に入れたのですが、このモデル、加湿器にありがちなデメリットがうまく回避された一品でした。

気化式の弱点を補うハイブリッド式

気化式は水を含んだフィルターに風を当てることで空気を加湿する方式。水を蒸発させているだけなので、超音波式のようにモワモワとした水蒸気が出ることもありませんし、スチーム式のように熱い湯気が出ることもありません。

放出されるのは見えないほど細かい粒子の水なので、部屋全体に広がりやすく、床が濡れることもありません。

動作音が静かで、起動していてもまったく主張がないのも特徴です。

Image: Dainichi

気化式の弱点は加湿スピードの遅さなのですが、ダイニチのこのモデルは水を含んだフィルターに温風を当てるモードがあり、比較的早く加湿できるようになっています。通常のモードと温風モードを使い分けることで節電にもなりますし、常に加熱しなければならないスチーム式と比べても経済的です。

HD-RXC500Bをしばらく使いましたが、排出口に顔を近付けても息苦しくならず、冷たさも感じない不思議な加湿器です。とはいえ現在の湿度がデジタル表示されるので、ちゃんと仕事しているな?というのが分かります。

もしこれが超音波式だと噴出孔付近などにカルキが固まりますが、その心配はなさそうです。これまでカルキのせいで壊れた加湿器はいくつもあったので、長持ちしそうで安心です。

「掃除しない選択肢」が用意されている

どのタイプの加湿器にも言えるのが、メンテナンスのめんどくささ。掃除をしないと雑菌が繁殖してしまいます。

気化式もメンテは必要なのですが、このモデルは超楽チンでした。水タンクを外すと水受けのトレイが引き出せるようになります。気化フィルターはスっと持ち上げられ、仕切板を外すと水が溜まる透明のトレイカバーも外せます。

Image: 岡本玄介

水があるところはヌルヌルしてきたり、掃除でブラシが入りにくい隙間などにはピンクぬめりが発生することもありますが、このモデルのトレイカバーは掃除がしやすい程度の凹凸で、簡単にキレイになります。

背面の抗菌エアフィルターも掃除が簡単です。こういう家電はメンテナンス性能が良くないとデメリットになりますからね。よく考えられています。

気化フィルターもトレイカバーも使い捨てができる

気化フィルターも背面のエアフィルターも、水受けの取り換えトレイカバーも、実は使い捨てが可能で交換部品が購入できます。気化フィルターは数週間ごとに掃除しながら使う「お手入れタイプ」と交換するだけの「使い捨てタイプ」の2種類から選べます。トレイカバーは1シーズンに1回交換すればOK。

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時間や手間が惜しい! メンドくさい! という人でも大丈夫、お金で解決できます。ここまでメンテナンス性能を追求したモデルは他にないのでは?

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機能面もメンテ性もバッチリなだけでなく、オシャレでインテリアを損ねないデザイン性もポイントかと思います。一家に一台レベルの良い買い物になりますね。

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