『ポツンと一軒家』車では行けないキャンプ施設!その地の人間ドラマに…ゲストも胸打たれる

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日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。

11月5日(日)は、ゲストに武田真一と田中あいみを迎えて放送される。

宮崎県の南端部、鹿児島県にほど近い山の中に、木々に囲まれるように建つ一軒家を発見。

山に囲まれた一軒家からかなり離れた場所にある最寄りの集落へと訪れた捜索隊。

山を見渡すのどかな眺めが広がっており、その道沿いにある畑で作業中の男性を発見し衛星写真を確認してもらうことに。

その男性は「ちょっとわからんな…」と語りつつも、地域に詳しい人物のお宅まで親切にも案内してくれる。

そのお宅を訪れると、ご主人と「番組の大ファン」という奥さまが登場。衛星写真を確認しながら「ホタルの観察もできるキャンプ施設ですよ! ステージもあったと思いますよ」と丁寧に教えてくれる。

ただ、そこへ行く道は地元の人でもかなりわかりづらいよう。「え⁉というような道を入っていくので、案内しますよ」と快く送ってくれることに。

軽トラに先導してもらいながら集落を後にした捜索隊。やがて道からはまったく確認できないような山への入り口へ…。山に入った先は、道路とは思えないような鬱蒼とした砂利道が延々と続いている。

しばらく進むと車では通れないほど草木が生い茂っており、「ここからは歩いていきましょう」と徒歩で森の中を行くことに。一筋縄ではいくことのできない道のりを越えると、立派なウッドデッキのある大きな建物が忽然と現れる。

訪れた日は不在だったものの、番組ファンの奥さまが建物の所有者に連絡をしてくれ、しかも取材許可まで取ってくれた。

捜索隊は案内してくれたご夫婦に感謝しつつ、後日あらためて訪れることに。

3日後、その地を訪れると、所有者である70歳の男性と彼の義理の姉という72歳の女性が出迎える。

もともとは千葉の製鉄所へと働きに出ていた男性だったが、22年前に兄を亡くし、母がひとりになったことをきっかけに早期退職して亡き兄が経営していた会社を継ぐことに。

その際、実家が近いこの山奥の土地を退職金で購入したのだという。

夏にはホタルを見ることができる大自然に魅せられ、義姉や仲間たちと山を開拓していったというが、そこには男性の思いが詰まっていて…。