女性が結婚相手に求める年収、1位「500万〜600万円」 8割超が「自分より高収入の相手がいい」
結婚とお金というと切っても切れない関係だというイメージがあるが、実際のところはどうなのか。(文:長田コウ)
婚活情報サイトを運営するオミカレは10月12日、「結婚とお金」に関する調査結果を発表した。調査は全国の婚活者1752人を対象に、9月1日から11日にかけて、ネット上で実施した。
「結婚を考えたとき、お相手の年収は気になりますか?」という問いには、全体の81.6%が「気になる」と回答した。男性は「とても気になる」「少し気になる」を合わせて56.5%だったのに対し、女性は94.7%と大きく上回った。
結婚相手に希望する年収も、男女間で大きく違いが出る結果となった。
一方、男性側は女性の年収「いくらでもよい」が最多
女性が結婚相手に求める年収の最多回答は「500万〜600万円」で1151人中313人。2位は「400万〜500万円」で308人。そして3位に「600万〜800万円」で173人と続いた。また「1000万円以上」と答えた人も67人いた。
一方、男性が結婚相手に求める年収の最多回答は「いくらでもよい」で601人中173人。次いで、「200万〜300万円」で163人、「300万〜400万円」で122人という結果となった。総じて、男性よりも女性の方が、結婚相手に求める年収が高いと言える。
では自分の年収についてはどのように考えているのだろうか。結婚するにあたり「最低必要だと思う自分の年収」を聞いたところ、女性の最多回答は「200万〜300万円」で1151人中308人。一方、男性の最多回答は「400万〜500万円」で601人中161人だった。
「自身と相手との収入差」についての問いでは、女性の87.7%が「自分より高収入の相手がいい」と回答した一方で、男性の61.1%が「全く気にならない」と回答した。女性の方が結婚相手の収入に厳しいことが改めて浮き彫りになった。