アジア大会女子跳馬予選で演技後に観衆の声援に応えるオクサナ・チュソビチナ【写真:Getty Images】

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ウズベキスタンの48歳チュソビチナが見事な演技

 中国・杭州で行われているアジア大会の女子体操に、ウズベキスタンの48歳オクサナ・チュソビチナが出場。跳馬で種目別決勝に残り、中国メディアは「レジェンドに敬礼!」「彼女を応援しよう!」などと驚きとともに報じている。

 五輪8回出場のレジェンド、チュソビチナは2021年の東京五輪にも出場。50歳が近づいても現役で世界を舞台に戦っている。今回のアジア大会では25日の予選、跳馬で見事な試技を披露。着地もしっかり決めると、会場は拍手喝采となった。観客に両手を振り、ハートマークを作って感謝を表した。

 中国紙「人民日報」の英語版公式X(ツイッター)は「レジェンドに敬礼! 48歳ウズベキスタン人オクサナ・チュソビチナが月曜日、跳馬予選で5位となり脚光を浴びた。観衆からは『マザー・チュソビチナ』を意味する『チウ・マ』のチャントが起きた」と伝えた。

 さらには開催地の杭州市公式Xも「体操界のレジェンドが別れを拒否。48歳ウズベキスタン人チュソビチナが25日、女子跳馬予選で5位となり脚光を浴びた。彼女を応援しよう!」と紹介。中国地元紙「環球時報」英語版の「グローバル・タイムズ」公式Xでは「チュソビチナがアジア大会の女子跳馬予選に登場した。跳躍後に両手を頭上に上げ観衆へ向けてハートを作った」と感謝を示した姿を伝えた。

(THE ANSWER編集部)