スタンドから声援を送る金沢サポーター。(C)Getty Images

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 投稿した当人もビックリの反響ぶりだった。

 9月4日、J2ツエーゲン金沢のクラブOBで、現在はクラブアンバサダーを務めるなどスタッフとしての仕事に従事している辻尾真二氏が公式X(旧ツイッター)を更新。現在チームはJ2リーグで21位と降格圏で奮闘しているが、そうした流れのなかでクラブにかかってきたひとつの苦情電話を紹介した。
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 辻尾氏は「苦しい状況なので色々なご意見ある事は承知しておりますが」と前置きしたうえで、「『選手がコーラ飲んでる』通報を事務所にするのはやめて頂きたいです。クラブスタッフも対応に苦労します」と切実に訴えたのだ。

 これがあっという間に爆発的なヒットを記録し、SNS上で議論百出の大盛り上がりとなる。そこで「お宅の選手」がX上でトレンドワードに浮上。実際のクレーム電話とのやり取りを想定して、他のJクラブに置き換えた大喜利に発展したのである。

 いくつか紹介すると――、

「はい徳島ヴォルティスです」
「お宅の選手がアクエリアスを飲んでいたのですが…」

「はいセレッソ大阪です」
「お宅の選手がパナソニックの電化製品を使用してたのですが…」

「はい名古屋グランパスです」
「お宅の選手が日産に乗ってますよ」

「はい鹿島アントラーズです」
「お宅の選手がヤフオクで商品を購入していたのですが…」

「はい、日テレ・東京ヴェルディベレーザです」
「お宅の選手がコーラを飲んでいました」
「胸スポンサー様ですので…」

 などなど。SNS上では「なぜ選手がコーラを飲んじゃいけないのか?」と疑問視する声が圧倒的に多く、辻尾氏の投稿を支持する意見が大半を占めている。
 
 当の辻尾氏は思いがけず大ニュースになった事実を受けて、「ホンマに大喜利になってるw」「タイムラインがコーラばっかりでSNSの影響力の凄さを実感…」と驚きを隠せない様子。「知らん間にバズっててビックリ…。思わぬ形でアンバサダーとしての役割を果たせて良かったです。残留してコーラファイトでもやりましょう!!」と綴っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部