2014年にはU−17W杯で優勝を経験している長谷川。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 オーストラリアとニュージーランドで開催される女子ワールドカップが7月20日に開幕を迎える。
【PHOTO】2G1Aの大活躍でチームを牽引した長谷川唯を特集!
 日本女子代表は、グループステージで22日にザンビア、26日にコスタリカ、31日にスペインと対戦する。

 そのなでしこジャパンの中心選手である長谷川唯が、注目を集めているようだ。データ会社『Opta』が選ぶ「女子W杯で見るべき10人」に選出されたのだ。
 
『Opta』は、26歳のプレーメーカーについてこう評している。

「日本はこの10年間、才能ある若者たちを密かに輩出しており、その成果は世界中で輝いている。リトルなでしこ(U−17代表)は2014年W杯で優勝し、2016年大会では準優勝。ヤングなでしこ(U−20代表)も、2016年以降のW杯で3位以上でのフィニッシュを続けており、2018年には優勝している。

 長谷川は2014年のU-17代表の実力者だ。機敏な魔法使いは、欧州でプレーするようになり、最もテクニックに優れたMFのひとりとしての地位を確立した」

 そして、「日本が2011年の優勝を再現したいなら、若い世代がもう一度、力を発揮しなければならない。U-17W杯でシルバーボールを授与されたこのMFは、いずれにしろ日本の主役になるはずだ」と期待を寄せた。

 14日に行なわれたW杯前最後の試合となったパナマ戦(5−0)では、2ゴール・1アシストの活躍を見せた長谷川。本大会での活躍にも期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部