8回に逆転2ランを放ち喜ぶロッキーズのディアス(背番号35)

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● ア・リーグ 2 − 3 ナ・リーグ ○

<現地時間7月11日 T−モバイル・パーク>

 MLBオールスターゲームが11日(日本時間12日)に行われ、接戦を制したナ・リーグ選抜が2012年以来の勝利で連敗を9で止めた(コロナ禍の2020年は未開催)。ア・リーグ選抜の「2番・指名打者」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平選手(29)は1打数無安打1四球で交代。メッツの千賀滉大投手(30)は登板機会がなかった。

 ナ・リーグ選抜は0−1で迎えた4回、6番・アラエス(マーリンズ)の右前適時打で同点。そのあと再び1点を勝ち越されたが、8回に代打で出場したディアス(ロッキーズ)が左越え2ランを放ち3−2と逆転した。

 大谷は初回の第1打席で空振り三振に倒れたものの、同地区のライバルであるマリナーズファンから大合唱で「Come to Seattle!(シアトルに来て)」のラブコールを受けた。4回の第2打席は四球で出塁。1打数無安打、1四球1三振の打撃結果で交代となり、試合中のインタビューで「何回来ても新鮮。いい経験だと思って昨日も今日も楽しめました」と話した。

 カブスのストローマンの代替選手として球宴初選出された千賀の登板機会はなし。それでも、ベンチでは各チームのスター選手たちと談笑し、前日のホームランダービーではアロンソの活躍をサポートするなど、貴重な2日間を過ごした。