【FC東京】名古屋に快勝も、浮かない表情をしていた若手アタッカー。後半開始直後の決定機逸は「ちょっと迷った」
この日は4-3-3システムの左ウイングで先発出場。リーグ戦では7節の湘南戦以来、実に11試合ぶりのスタメン抜擢で、そこにはクラモフスキー監督の期待が窺えた。しかし、パフォーマンスはいまひとつ。17分に持ち前のドリブルからチャンスを作ったが、後半開始直後に迎えた好機の場面でも自分のタイミングでシュートに持ち込めず、結果的にゴールやアシストがなかった。
「自分もアシストできるシーンがあったので、ディエゴ(・オリヴェイラ)に決めさせるパスを出せれば」と反省していた俵積田は、自身の課題について「ドリブルで抜いた後のラストパスとシュートの質」とコメント。後半直後のシュートについても「相手のDFがいい感じでスライドしてきて、縦に行っても難しい雰囲気だったので、ちょっと迷った部分がありました。ああいう場面で決めないと」と悔しさを表していた。
ドリブラーとしての才能はピカイチに映る。長友から「コイツは只者じゃない」と評され、シーズン開幕直後は魅惑のテクニックを武器に左サイドで異彩を放った。サイドからのカットインを相手に読まれるようになってからやや精彩を欠いているように見えるが、この苦しい時期を乗り越えて覚醒してほしい。
ドリブルとパスの使いどころを見極め、ドリブラーの枠に収まらないアタッカーに成長できれば、J1屈指のタレントになれるはずだ。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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