東京株式(寄り付き)=続伸、上昇一巡後の動きに注目

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 2日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比155円高の2万9278円と続伸。

 前日の米国株市場では売り買い交錯のなか、NYダウは後半に値を消しマイナス圏で着地したほか、ナスダック総合株価指数も小安く引けた。前日に日経平均が2万9000円台を回復した東京市場だが、足もと外国為替市場で急速な円安が進んでいることなどを背景にリスクを取る動きが継続している。ただ、あすまでの日程で行われる米FOMCの結果やパウエルFRB議長の記者会見が注目されるなか、大型連休を前に積極的な買いも入りにくい局面にある。米株価指数先物の動向などを横目に不安定な値動きとなることも予想され、上昇一巡後の動きが注目される。

出所:MINKABU PRESS