美容情報は年齢に合わせて取捨選択が必要です。そこで、ヘアメイクアップアーティストの山本浩未さんに、キレイになるためにやめたことを年代別に教えてもらいました。

山本浩未さんの年代別やめたこと

人気ヘアメイクアップアーティストの山本浩未さんが、ミドルエイジから「やめた」こととは? 美容のプロの取捨選択には、無理なくできて、キレイになれる秘密が隠されていました。

●30代:ケアを最小限に。肌断食に挑戦

30代は、自分がもつ“素材”を知り生かせるとき。「肌の底力を引き上げるために、スキンケアを最小限にして余計なものを与えない、肌断食をときどきやっていました」(山本さん)

●40代:蒸しタオルでスキンケアの吸収力アップ

<朝は洗顔しない!>

乾燥を避けるため、40代でやめたのが洗顔料での朝洗顔。「蒸しタオルを1分間顔に当てるのを2回行うことで肌が温まり、お風呂上がりのような肌に。さらにタオルでふき、リンパを流せば、次に使うスキンケアの浸透力もアップ!」(山本さん)

肌当たりが優しいガーゼ面とパイル面からなるタオルは、1枚で温める・ふく・リンパを流すことが可能。

・KOBAKO スチーム洗顔タオル \1980(貝印)

●40代:見られる意識でもっと美しく

<鏡を避けるのをやめた!>

「ピンとした姿勢と朗らかな笑顔が若々しい印象につながるから、以前よりも意識して鏡を見るようになりました」。鏡に映った自分を見てにっこり笑って、姿勢を確認。自然と姿勢や表情も変わってきます。

●40代:しっかり“与える”ケアをスタート

<シンプルすぎるケアはやめた!>

40代になると、化粧水・乳液だけのシンプルなスキンケアだけではうるおいが追いつかない! 「スペシャルなケアも大事だと感じ、肌悩みにアプローチする美容液を積極的に投入するように。肌の状態も上向きになりました」

●40代:歯みがきは1日2回までに

<歯はみがきすぎない>

歯のエナメル質を傷つけないよう、朝と夜だけみがくスタイルに。「昼はマウスウォッシュで軽くゆすぐ程度。とくに夜寝る前はきちんとみがき、3か月に1度は歯医者さんでクリーニングしてもらうようにしました」

●40代:マルチアイテムの使いこなしがカギ

<あれこれ使って時間をかけない!>

 顔はもちろん、髪やボディも保湿できるマルチオイルで手早くケア。

「1本あればなにかと使えて便利。最近のオイルはベタつかないから、お風呂上がりにサッとつけるだけで保湿が完了。あれこれしなくても全身ツヤツヤに」