忙しい毎日のごはんづくりに欠かせないフライパン。大人気料理家の山本ゆりさんとMizukiさんに、フライパンひとつでできる簡単でおいしいレシピを教えてもらいました!

山本ゆりさんのフライパンひとつでできる豚肉おかず

タレがジュワッとしみたナスに豚しゃぶを合わせた間違いないひと皿。ナスは油と合わせジューシーに、豚肉は脂を落としてさっぱりと、フライパンひとつでいいとこどりに仕上げます。タレもめっちゃおいしい!

●豚バラとナスのネギゴマダレ

 

材料(4人分)

豚バラ薄切り肉 300g
ナス 4個
サラダ油 大さじ3
A[水4カップ 酒(あれば)大さじ3]
万能ネギ(小口切り・好みで)、いりゴマ(白・好みで)各適量
B[しょうゆ大さじ1と1/2 砂糖、酢、めんつゆ(2倍濃縮)各大さじ1 ゴマ油大さじ1/2]

【つくり方】

(1) 豚肉は食べやすい長さに切る。ナスは縦半分に切って皮目に5mm幅に細かく切り目を入れ、3〜4cn長さに切る。

(2) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)のナスを並べて油をからめ、皮目を下にして焼く。全面こんがりしたら、器に盛る。

(3) (2)のあいたフライパンにAを入れて火にかける。沸騰したら火を弱めて(1)の豚肉を入れ、箸でほぐす。肉の色が変わったら火を止めて取り出し、(2)のナスの上にこんもりと盛る。

(4) 万能ネギを散らしてゴマをふり、混ぜ合わせたBをかける。

[1人分412kcal]

 

POINT!

ナスは油をからめてから焼くと、短時間で火がとおって色落ち防止にもなります。

POINT!

ナスを焼いたフライパンで肉をゆでればOK! グラグラ沸騰した湯でゆでたり、冷水に取るとかたくなるので、弱火でゆで、取り出したらそのままナスにのせて。

山本さん愛用のフライパンはウルシヤマ金属工業のもの。シンプルな見た目と少し小さめなところがちょこっと使いに便利! くっつきにくいのも◎です。

Mizukiさんのフライパンひとつでできる鶏肉おかず

面倒な衣つけの手間を省きました。卵なしの万能衣“ラク衣”で、フライのハードルがぐぐんと下がります。

●ラク衣でチキンカツ

 

材料(4人分)

鶏胸肉 2枚(600g)
A[小麦粉大さじ6 水大さじ5と1/2 塩、コショウ各少し]
パン粉、揚げ油 各適量
キャベツ(千切り)、トマト(くし形切り)各適量
B[トマトケチャップ大さじ4 ウスターソース、すりゴマ(白)各大さじ2 練り辛子少し]

【つくり方】

(1) 鶏肉はそれぞれ8等分のそぎ切りにする。

(2) ポリ袋にAを入れて混ぜ、(1)を入れてからめる。バットにパン粉を広げ、鶏肉にまぶす。

(3) フライパンに深さ1cmの揚げ油を中火で熱し、両面色よく揚げ焼きにする。2回に分けるとよい。

(4) 器にキャベツ、トマトとともに盛り、混ぜ合わせたBをかける。

[1人分567kcal]

 

Point!

衣つけは、とろりとした“ラク衣”をからめて、パン粉をまぶすだけ!

Mizukiさんはティファールのフライパンを愛用! 熱伝導がよくて食材に均一に熱を伝えるから、焼きムラなくおいしく仕上がります。

 

 

ESSE6月号別冊付録には、山本ゆりさんのレンチンおかずや、Mizukiさんの15分献立などを多数掲載しています。

 

おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

各レシピに表記されているカロリーは、とくに指定がない限りすべて1人分です

計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1合=180mlです

電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります

電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください

液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってから取り出すなどご注意ください