©︎IMAGO/Shutterstock

 木曜夜にオールド・トラッフォードにて行われたセビージャFC戦後、マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、「多くの不運に見舞われた」と振り返った。そのうちの1つがハーフタイムでそのまま退いた、ラファエル・ヴァランの負傷交代であり、このことについて指揮官は「まだ選手本人とは直接話はしていないが、ここ数週間で彼が訴えていた負傷のようだ」と『BT Sport』のインタビューにて説明。さらにこの試合では「負傷後初先発だった」マルシャルも後半途中で交代、この試合で2枚目となる警告を恐れてアントニー、ブルーノ・フェルナンデスの交代も迫られるなど、80分までに5枚すぺての交代枠を使う展開に。そこでその数分後にはリサンドロ・マルティネスが負傷交代。その後は10人での戦いを余儀なくされている。「アキレス腱ではないと思うが、日曜日の出場は厳しいだろう」と、テン・ハフ監督はコメント。

 そして今シーズンここまでマンチェスター・ユナイテッドがみせてきた飛躍を、背後から支えてきた2人のセンターバックについて、その翌日の夕方に負傷の新たな情報が確認されており、まず先に交代していたヴァランについては足首の負傷によりこれから「数週間」欠場する見通しとのこと。具体的にどのような負傷であるかについては、特に明かされてはいない。また涙を浮かべながら両脇を抱えられピッチを後にしていたマルティネスについてはより深刻で、テン・ハフ監督の見立て通りにアキレス腱の断裂ではなかったものの、中足骨の骨折のために残りシーズンを全休することになるという。木曜の試合後の時点で指揮官は、「我々は現在3つのコンペティションに参加している。もしもマルティネスとヴァランが出場できないということになれば、他の選手がそこで奮起しなくてはならない。土曜日にはハリー・マグワイアがいいプレーを見せていた」と要求した。