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 土曜夜に行われたペルー代表とのテストマッチにて、試合終盤に左大腿筋を負傷してティロ・ケーラーとの交代を余儀なくされていた、ニコ・シュロッターベック。特に所属するボルシア・ドルトムントは前節に首位浮上を果たし、4月1日にはバイエルン・ミュンヘンとのドイツ頂上決戦に臨むだけに、その負傷に関する度合いにはテルジッチ監督のみならず、多くのファンも注目していたことだろう。そんな中で行われたベルギー代表戦前日のプレスカンファレンスでは、ドイツ代表ハンジ・フリック監督は「深刻な負傷ではない」とコメント。「おそらくは2・3日後にはピッチに戻れるはずだ。それが私が得ている情報になる」と明かした。

 これにより土曜日に控えるミュンヘンでの直接対決では、シュロッターベックは再びオプションとなる可能性が高い。フリック監督によれば交代の決断はあくまで「リスクを避ける」ための念のための措置であり、また同じく代表から離脱したカイ・ハヴェルツについても「カイは発熱していたので、ケルンに向かうことに意味はなかった」とコメント。直接ロンドンに向かって回復に努めることになるようだ。ペルー戦で活躍を見せていた2人の離脱に「残念だ」という指揮官は、代役については特に明かさなかったものの前述のケーラーと、そしてハヴェルツの代わりにはニャブリが入ることが見込まれる。