地味にキツい渋滞ポイントでした。

前橋IC出口車線を延伸

 NEXCO東日本が関越道(上り)前橋IC付近で整備していた出口車線“延伸部”の運用を、2023年3月23日(木)13時頃から開始します。


前橋IC。左が上り線。首都圏からの6車線区間と、4車線区間の境目にあたる(画像:Google)。

 前橋ICへ向かう出口車線(減速車線)が、さらに新潟側へ約1.2km延伸されます。すでに2021年4月、IC出口から約0.6km延伸されており、今回で合計約1.8kmの3車線区間になります。

 上り線の前橋IC付近は、出口手前のサグ(下り坂から上り坂に変わる箇所)で無意識に速度が低下する、渋滞が発生しやすい線形でした。出口車線の延伸によりICを流出するクルマが早く車線変更できるようになり、渋滞軽減が期待されるといいます。

 ここは、年間を通じてそこまで渋滞が頻発するわけではないものの、特に1〜3月のスキーシーズンと、大型連休の週末午後に顕著。最大で約42km、通過に約130分かかる渋滞も起こっていたそうです。

 ちなみに、関越道は前橋ICを境に、東京寄りが片側3車線、新潟寄りが2車線となっています。下り線も主にスキーシーズンなどに、3車線から2車線へ減少する影響により渋滞が発生しています。