「喜多方しだれ桜満喫号」新津から12系客車で運行 日中線の廃線跡には1000本の桜
JR磐越西線、4/1に全線で運転再開です。
全車指定席 グリーン車も
DE10形ディーゼル機関車と12系客車のイメージ(画像:JR東日本)。
JR磐越西線の新津〜喜多方間を2023年4月16日(日)、臨時列車「喜多方しだれ桜満喫号」が1往復運行されます。同線は2022年夏の大雨で被災し一部区間が不通となっていましたが、4月1日(土)に全線が復旧します。
列車は新津10時13分発 喜多方12時46分着(上り)と、喜多方16時06分発 新津18時32分着(下り)。編成はDE10形ディーゼル機関車+12系客車7両で、全車指定席です。普通車とグリーン車が設定されます。
販売は3月16日(木)午前10時から、インターネット予約サービス「えきねっと」および「みどりの窓口」で行われます。乗車には有効な乗車券のほか、指定席券(530円)かグリーン券(1000円)が必要です。なお旅行商品としての販売もあります。
喜多方には観光スポット「日中線しだれ桜並木」があります。日中線とは1984(昭和59)年4月1日まで、喜多方〜熱塩間11.6kmを結んでいた路線です。末期には朝夕の3往復しか列車が運行されず、「日中走らぬ日中線」とも揶揄されました。廃線後は一部区間が「日中線記念自転車歩行者道」として整備され、約1000本のしだれ桜が植えられています。
JR東日本は「春を感じる磐越西線の車窓と『日中線のしだれ桜』へお出かけください」としています。