札幌駅の新バスターミナル間もなく着工 ビルと一体整備で北海道新幹線とも直結
周辺に分散するバス乗降場を集約します。
完成は2029年度を予定
バス乗降場のイメージ(画像:北海道開発局)。
JR札幌駅の南側に計画されている新バスターミナルについて、国土交通省 北海道開発局は、その整備計画が3月中にも認可される見通しだとしています。
バスターミナルは北5西1・西2地区に整備。ここでは店舗やホテル、オフィスが入居する高層ビルの建設も計画されており、その低層階にバスターミナルを配置する予定です。駅周辺に分散するバス乗降場を集約するとともに、北海道新幹線の札幌駅とも直結。都心アクセス道路とも連携させます。
バスターミナルには観光機能と防災機能を持たせ、分かりやすい案内に加え災害時は帰宅困難者の受け入れや情報提供機能の確保、代替輸送拠点、物資集積拠点としても活用されます。
2023年度中にも着工し、2029年度の完成を予定しています。