今年に入り栃木県内各地で旬を迎えたイチゴや農作業用の機械の盗難事件が相次いでいることから県と警察、JAが3日、合同のパトロールを行いました。

パトロールには県や警察、JAなどの職員が参加し先月、イチゴや農作業用の機械が盗まれる被害があった3つの市と町で行いました。

このうち真岡市では警察官がイチゴ農家を訪れ、チラシを配りながら不審者や不審な車を見かけたら通報することなど被害の防止に向けた対策を説明しました。

こちらの農家でも以前、イチゴの盗難被害にあったということで被害を防止するための対策として防犯カメラなどを設置したといいます。

警察によりますと県内で去年1年間にあった果物の盗難はイチゴやモモなど7種類、合わせて31件で被害額はおよそ190万円相当に上るということです。

先月には真岡市と壬生町でイチゴが合わせて70キロ14万円相当が盗まれたほか佐野市では農業用の暖房機25万円相当が被害にあっていて警察は対策を呼びかけています。