大相撲の夏巡業が今年(2023年)8月に25年ぶりに小山市で開かれるのを前に、日本相撲協会の枝川親方らが2日、小山市の浅野正富市長を訪れ小山場所の開催を報告しました。

 小山市役所を訪れたのは、元前頭・蒼樹山の枝川親方と小山場所実行委員会の安藤太平会長ら3人です。浅野市長や福田洋一市議会議長らに安藤会長が小山場所の概要について説明しました。

 日本相撲協会によりますと、小山市での大相撲の巡業開催は25年ぶりで、県内では2019年の佐野市と宇都宮市以来、4年ぶりとなります。

 枝川親方は「巡業は力士を間近に見てもらい、力士との触れ合いを通して皆さんに喜んでもらいたい」と思いを語りました。

 浅野市長は「多くの市民が心待ちにしており、市民の心に刻まれる一日となるようサポートしていきます」と歓迎しました。

 大相撲小山場所は8月20日に県立県南体育館で開かれ、横綱ら三役の力士をはじめ付き人や裏方など約200人が参加し、取り組みや本場所では見られないパフォーマンスなども楽しめる予定です。