朝、目が覚めて時計を見た。もうほとんど、家を出るはずの時間だった――読者の皆さんは、そんな経験をしたことがないだろうか。

気づいた時の嫌なヒヤリとした感覚を「客観的」に見ると、どんなものなのか。一目瞭然な画像がツイッター上に投稿された。

こちらは、神奈川県在住のツイッターユーザー・くまおじ(@PFC_StickI3ear)さんが2023年2月27日、「寝坊したことが一発でわかるグラフ」と呟きながら投稿した画像だ。

「1分あたりの心拍数」と題された折れ線グラフは、0時頃から少しずつ下がり始め、6時〜8時ごろまでは低い数値で安定。そして、10時の直前、一気に跳ね上がる。

寝坊したことに気付いて慌てて飛び起きた――そんなくまおじさんの姿が浮かんでくるようなグラフに、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「ハァッッ!? ってなってんの草」
「ギャンと飛び上がってますね」
「冷や汗がヤバくて動きがなんか俊敏になるけど精密な動きができなくなるよねアレ」
「心臓がはち切れそうになるってこーゆーことだったのか」
「この状況でスクショを撮っているのは尊敬出来る」

Jタウンネット記者は28日、この投稿についてくまおじさんに話を聞いた。

体調管理のために記録している

くまおじさんによると、話題のグラフはスマートウォッチの「Google Pixel Watch」を利用して計測されたもの。普段から毎秒心拍数を計測し、記録を付けているという。

「日中の運動時の計測もそうですが、主に睡眠測定を利用しており、自分の体調管理に活用しています」(くまおじさん)

寝坊したことへの焦りから、一時的に心拍数が180近くまで跳ね上がってしまったくまおじさん。

ただ、グラフを見ると、そんなに長い間慌て続けていたわけではないことが窺える。

くまおじさんいわく、「まだギリギリ時間に間に合うと判断したため、遅刻連絡などはしなかった」。すぐに冷静さを取り戻したのだろう。

なお、くまおじさんはなんとか遅刻を回避できたようで、のちに「会社は始業3分前に着きました」とツイートしていた。