栃木県警察本部は1日、階級が警部以上の幹部クラスの異動を内示しました。発令は3月13日です。県警察本部の幹部クラスの異動は244人で去年に比べて9人増加しました。

 主な人事異動を見ますと新しい刑事部長には宇都宮中央警察署の伊東毅署長が就任し、後任は本澤成忠首席監察官が務めます。今年(2023年)6月に日光市で開催されるG7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合を控え警備部長には松村宏政警務課長が就任し、首席監察官は谷島義則刑事総務課長が務めます。

 県内にある19の警察署では那須塩原、鹿沼、下野、今市の4つの署を除く15の警察署で署長が交替します。

 主な組織の改編では留置管理業務の要領が一部改正されたのに伴い留置施設に入る女性の留置が厳格化されたため宇都宮東警察署に県内で3カ所目になる女性専用の留置施設が開設されます。また、あおり運転などの妨害や危険運転に対応するため交通指導課に「情報分析係」を設置しドライブレコーダーなどの解析業務を推進します。