今年度で閉校となる矢板市の川崎小学校が28日、統合先の小学校と交流を深める取り組みとしてオンラインで合同の授業を行いました。

 少子化の影響で今年度で閉校する矢板市の川崎小学校は矢板小学校と東小学校に統合し、来年度から児童たちは住まいの地域に応じてそれぞれの学校に通うことになります。

 3つの小学校はそれぞれの統合に向けて交流を深めていてオンラインで行う合同の授業もその一環で行われました。3つの小学校の5年生合わせて約150人が算数の授業を受け、プログラミング教材を使った正多角形の作図に挑戦しました。

 正多角形の「辺の長さ・角の大きさが全て等しい」という特徴をどのようにプログラムするかオンライン画面を通して児童たちが意見を交わしました。

 矢板市では2020年度から市内の小学生と中学生にタブレットを配布して授業を行っていますが、3つの学校が双方向で同時にオンライン授業を行うのは初めてということです。