さくら市にあるボランティアの活動などを支援する施設に28日、地元の高校生が作った大きな掛け軸が贈られました。

 さくら市の市民活動支援センターの中にある会議室でお披露目された大きな掛け軸。

 施設を広く知ってもらうためにシンボルとなるものを作ろうと、職員が地元のさくら清修高校の美術部に依頼し、3年生の部員は卒業が迫るなか、2週間という限られた期間で制作しました。

 掛け軸には施設を中心に市で生産が盛んなアユや、市指定の天然記念物・シルビアシジミなどが描かれています。

 また、世界の人たちにさくら市や施設を訪れてほしいという思いから、空に浮かぶ気球や世界の伝統的な衣装に身を包む人たちの姿を描いたといいます。