子どもの夜泣きなどの医薬品を手掛ける宇津救命丸は２７日、本社を現在の東京都から発祥の地の高根沢町に移転することを発表しました。

夜泣き、かんのむしに効くとされ子ども用の薬の代名詞のような存在の宇津救命丸は現在の高根沢町で１５９７年に創業しました。

新型コロナウイルスの影響でオンラインで仕事ができる環境が整ってきたことを受け、創業の地に貢献しようと今年４月１２日、自社の工場がある高根沢町の敷地に本社機能を移転することを決めたということです。移転によって東京都千代田区にある本社は閉鎖します。

宇津善行社長は「人々の健康に貢献するという創業からの理念をより意識し、継承し、さらなる飛躍につなげるためにも高根沢町の地域に密着した企業となり持続可能な社会の実現に貢献してまいります」とコメントしています。