Excelの日付入力で時短する! 自動的に曜日がサクサク表示される方法

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Microsoft Excelで日付を入力する機会は多いが、一緒に曜日も入力したいときも多い。

しかし、いちいちカレンダーで曜日を確認し、手入力するのは効率が悪すぎる。
しかも、曜日を間違えるリスクもあるため、あまり推奨できる方法ではない。

そこでオススメしたいのが、セルの書式設定を利用して、自動的に曜日を表示するテクニックだ。

今回は、Microsoft Excelで日付の入力時に、自動的に曜日を追加する方法をご紹介しよう。



■Excelで日付の末尾に自動的に曜日を表示する

1.セルの書式設定を表示する
まずは、日付を入力する範囲(この例では、セルA2〜A8)を選択した状態で、「Ctrl」+「1」キーを押す。




2.ベースの日付形式を選択
「表示形式」タブを開き、「ユーザー定義」を選択。右の一覧から日付形式(この例では「yyyy/m/d」)を選択する。




3.末尾に追記して設定する
「種類」欄に表示された文字列の末尾に「(aaa)」と入力し、「OK」をクリックする。




4.設定後に日付を入力
設定が終わったら、その範囲内のセルに日付を入力し、「Enter」キーを押そう。




5.末尾に曜日が表示される
日付の末尾にカッコ付きで曜日が表示されるしくみだ。




6.曜日入力の手間が省ける
下の画像のように、日付を入力するだけで曜日が自動的に追加されるので、入力作業の時短に役立つ。




7.「〜曜日」と表示したい場合の設定
頭文字だけでなく、「〜曜日」のように表示したい場合は、書式設定の際に末尾に「(aaaa)」と入力して「OK」をクリック。




8.日付を入力して確認
「(aaaa)」で設定した場合は、下の画像のように曜日の表示が「〜曜日」となるしくみだ。必要に応じて「(aaa)」と使い分けよう。




日付や曜日の入力はExcelで頻繁に行うだけに、少しでも効率的にしたいものだ。
今回ご紹介した方法を上手に使って、曜日入力の手間を省いて時短につなげよう。




執筆:しぶちん(ITライター)