旧ソ連系戦闘機が日本に降りるのはMiG-25以来か?

インド戦闘機の来日は2023年1月を予定

 航空自衛隊は2022年12月22日(木)、インド空軍と日本国内において戦闘機による共同訓練を実施すると発表しました。


インド空軍が運用するSu-30MKI戦闘機(画像:インド空軍)。

 この共同訓練は「ヴィーア・ガーディアン23」と呼称され、2023年1月16日(月)から1月27日(金)までの約2週間にわたって行われるとのこと。実施場所は茨城県にある航空自衛隊百里基地と、埼玉県にある航空自衛隊入間基地の2か所が明記されています。

 来日するのは、インド空軍の西部航空コマンドに所属するSu-30MKI戦闘機4機とC-17輸送機2機で、支援人員も150名が展開するそうです。

 航空自衛隊から参加するのは、百里基地に所在する第7航空団のF-2戦闘機4機と、小松基地に所在する飛行教導群のF-15戦闘機4機、中部航空警戒管制団などであり、前述の2箇所の基地を使って各種戦術訓練を行うといいます。

 なお、航空自衛隊によると、ほかにもインド空軍戦闘機へ空中給油を実施するために、同空軍中央航空コマンド所属のIL-78空中給油機1機も飛来するとしています。