設置位置やルートを検討している段階です。

旧米軍施設の再開発とともに整備図る

 横浜市は2022年12月21日(水)、瀬谷区内の「旧上瀬谷通信施設地区」について、2027年に開催予定の「国際園芸博覧会」終了後を見据えた新たな街づくりを決める「土地利用基本計画デザインノート」案を公表しました。


東名の横浜町田IC。

 そのなかで12月時点の関連計画である「本地区のまちづくりに合わせた主な基盤整備」として、環状4号線や八王子街道の拡幅とあわせて、「東名高速道路と直結する新たなインターチェンジ」を設置していく方向で「具体的な検討を進めて」いるとしています。

 これは土地区画整理事業の資料でも明らかにされ、10月時点の質疑応答で「東名高速道路との接続位置やルート、周辺環境への影響など、基本的な検討を進めています」と市が回答しています。

 ルートと位置は、イメージ図によると、海軍道路(環状4号線)が北東へ折れ曲がるあたりから西へ取りつけ道路が伸び、八王子街道の南側付近で東名に接続することとなっています。既存の「横浜町田IC・JCT」からは、およそ1.5km南側に位置することになります。

 東名で「IC間距離」が短いのは、磐田IC〜遠州豊田スマートIC間の1.9km。実現すれば、これに匹敵する「隣と近いIC」が誕生します。あるいは中央道の八王子インター下り線のように「横浜町田IC第1出口」「第2出口」となるかもしれません。詳細は「発表できる段階になればお伝えしていきたい」としています。