阪神電車で初“座れる有料列車”登場! 「らくやんライナー」繁忙日に臨時運転 本運用も視野
おおおおおついに阪神にも!
「らくやんライナー」繁忙日4日間運転
阪神電鉄は2022年12月1日(木)、夜間の有料臨時列車「らくやんライナー」を12月と1月の繁忙日に運行すると発表しました。同社が座席定員制の有料列車を運行するのは初めてだそうです。
阪神9300系(画像:写真AC)。
運行日は12月23日、1月6日、13日、20日の4日間。いずれも金曜日で、忘新年会シーズンの混雑日にあたります。
大阪梅田駅を始発とし、青木駅を終点とする列車を各夜2本運行。乗車は大阪梅田と野田の2駅のみ可能で、尼崎以西の計8駅に停車しますが、いずれも降車専用となります。
1列車180名の定員制で、各車両を30人程度として確実に着席できます。大阪梅田駅からの乗車は150席、野田駅からは30席分が用意されます。両駅でホームの係員から乗車整理券を購入することで乗車が可能。整理券の販売は発車10分前からで、均一200円。現金のみで購入可能です。
阪神電鉄に聞いたところ、車両はクロスシートを搭載している9300系、8000系の前期型を投入予定とのこと。ただ、運用の都合でロングシート車が充当される可能性もあるということでした。
同社によると、今回は本運用に向けた試験的な意味合いがあるとのこと。乗車時には、有料着席サービスについてのアンケートも実施されます。