駅デザイン発表 JR日田彦山線「BRTひこぼしライン」鉄道継承の7駅で 2023年夏開業
大船渡線・気仙沼線は「赤」ですが、ひこぼしラインは「緑」が基調となります。
2023年夏開業
「BRTひこぼしライン」の車両(画像:JR九州)。
JR九州は2022年11月30日(水)、鉄道からバス運行に移行する日田彦山線の添田〜日田間の「BRTひこぼしライン」について、7駅の「待合ブース」のデザインを発表しました。
「BRTひこぼしライン」は2023年夏に運行開始予定。2017年の豪雨で被災し、鉄道復旧が断念された区間を、敷地を活用しバス専用道に切り替えるなどして運行されるものです。6月には、全37駅を設定すると発表し、7月にはバス車体のイメージが発表されていました。
待合ブースが整備されるのは、鉄道駅を引き継いだ、添田、彦山、筑前岩屋、大行司、宝珠山、大鶴、今山の7駅です。デザインを担当したのはJR九州の建築担当の若手社員が中心で、BRTひこぼしラインのイメージカラーである緑をベースに、木材の細工で、駅ごとに異なったデザインコンセプトによる表現が行われ、「温かみのある、やさしい空間を提供」するとしています。
各駅のデザインコンセプトは以下のとおり。
・添田:やまなみ
・彦山:頭襟(ときん)
・筑前岩屋:めがね橋
・大行司:小石原焼
・宝珠山:さくら
・大鶴:酒枡
・今山:大肥山・三日月山
今後、ダイヤや所要時間、運賃については決定され次第発表されるとのことです。