森保一監督

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16日、カナダ戦を翌日に控え日本代表の森保一監督が公式会見で、選手起用について語った。

森保監督はカナダ戦の起用について「チーム全体のコンディションを上げる」「状態が不確定な選手のコンディションをしっかりと見極める」という2点を考えていると語った。

さらに「状態が不確定な選手」は9月に順体を負傷した浅野拓磨と板倉滉であることも明かし、浅野と板倉の先発を明言。また、遠藤航が脳しんとうからのリハビリプログラム中、守田英正が左ふくらはぎを負傷していることから、ケガから復帰してきた田中碧と柴崎岳もスタートから起用するとした。

一見すると負傷明けで先発する選手は、森保監督が長くプレーする時間を与えて復帰への手助けをしているように見える。だがワールドカップでは初戦の24時間前まで選手を入れ替えることが可能。カナダ戦で負荷をかけ、ケガが悪化するようならワールドカップのメンバーから外されることも十分に考えられる。

非常に穏やかな性格の森保監督だが、ワールドカップメンバー発表で、自分が多用してきた大迫勇也や原口元気という功労者を外すという冷徹な一面も持ち合わせている。選手にとっては、いいプレーを見せなければいけない反面、ケガが再発するとドーハを離れざるを得ない、運命をかけた一戦になる。

【文:森雅史@ドーハ/日本蹴球合同会社】