浜松市で10月、共謀して交通事故を自作自演し、現場に居合わせた中学の同級生だった女性から金をだましとろうとした疑いで、22歳の会社員の男ら4人が逮捕されました。

詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、浜松市北区の会社員の男(22)と住所不定・無職の男(21)ら20代の男4人です。警察によりますと、4人は10月上旬、被害者の20代の女性から交通事故の示談金をだまし取ろうとした疑いが持たれています。

被害者の女性と中学校の同級生だった会社員の男らが、女性を浜松市内の飲食店に食事に誘い出した後、この会社員の男が運転する車に同乗させ、浜松市内で歩行者役の無職の男に衝突。無職の男が示談交渉役の仲間を呼び出し、事故の責任は同乗していた女性にもあるかのように語り、女性に100万円以上の示談金を請求したということです。

女性が警察に相談したことで事件が発覚。警察は4人の認否について明らかにしていません。