「彼は別格の選手」ELで決勝弾アシストの久保建英は現地でチーム最高タイの評価「とても目立っていた」

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レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、最高タイの評価を受けた。

15日、ヨーロッパリーグ(EL)グループE第2節のレアル・ソシエダvsオモニア・ニコシアが行われた。

初戦のマンチェスター・ユナイテッド戦に先発出場した久保は、0-1の勝利に貢献。オモニア・ニコシア戦はベンチスタートとなった。

試合は30分にアンデル・ゲバラのゴールで先制。そのままソシエダがリードして試合を進める中、72分にブルーノにゴールを許し、同点に追いつかれる。

それでも久保は80分、ハーフウェイラインで相手がクリアしたボールをアンドニ・ゴロサベルが拾うと、裏の広大なスペースに浮き球のパス。これに久保が反応すると、先に追いつきドリブル開始。タイミングを見計らって右足で早めにグラウンダーのボールを入れると、相手の股を抜けたパスをボックス内でアレクサンダー・セルロートが滑り込みながらシュート。これが決まり、2-1と勝ち越しに成功した。チームはそのまま勝利している。

スペイン『ElDesmarque』は、ソシエダの選手採点を実施。DFアレックス・ソラ、MFアンデル・ゲバラ、MFブライス・メンデスと並び、久保はチーム最高タイの7点(10点満点)の評価を。

寸評では「彼は出場するとすぐに危険なチャンスを作り出したが、セルロートがそれを生かせなかった。チームにもう1つのスピードを与えてくれた彼の存在は、ピッチ上でとても目立っていた。2-1となった場面では、セルロートにアシストし、何度もシュートも放った。彼は別格の選手だ」と絶賛されている。

久保は自身のインスタグラムを試合後に更新。「ヨーロッパリーグで6/6。さあ、ラ・リーガの試合だ」と投稿。2試合で6ポイント稼いだことを喜びつつ、週末の試合に目を向けた。

久保にとっては今季初アシスト。20ゴールに絡むと語った中で、1ゴール1アシストとしたが、ここからギアを上げていけるか注目だ。