「誤解する人がいるだろうなと思って」 本田圭佑、「愚問です」で反響呼んだ「上目指せよ」投稿の意図を説明
「NowVoice」の配信で現役続行や6月のツイートの意図について言及
日本代表でも活躍し、現在は無所属のMF本田圭佑は7月11日、音声メディア「NowVoice」でライブ配信を行い、自身の去就、6月のツイートの意図について語った。
2017年にイタリア1部ACミランを退団後、メキシコ、オーストラリア、オランダ、ブラジル、アゼルバイジャンと多種多様な国を渡り歩いてきた本田。昨年6月に契約満了でネフチ・バクーを退団し、現在は所属クラブがない状況となっている。
本田は配信で改めて「今、所属クラブはない」とし、その理由について、「膝が良くない。これを治す治療をしていきたい。いろんなことを試している段階」と説明。「大前提としてプレーは続けるつもり」と断りつつ、今後のプランを口にしている。
「目先(すぐに)プレーする予定はない。どこで、とかも全然考えていないけど、プレーしたことがない国で、面白いプロジェクトがあれば。気長に待っといてもらえればと思います」
また、配信内では、本田が6月15日に「なあ。サッカーやるなら上目指せよ」とツイートし、日本代表MF堂安律(フライブルク)が「日本代表のことでしょうか?」と返信。本田が再度ツイートし、「愚問です。日本代表はW杯優勝目指してる集団でしょうから。昨日の試合もカンボジア代表の試合と重なって観れてないです」と発信するなど、大きな話題を呼んだ投稿の真意についてファンから問われる場面があった。
本田は「カンボジアについてのツイートを日本語でして、日本代表に向けたものかなと思う人がたくさんいるだろうなと思いながら発信したら、やっぱりいたという感じ。日本の人は僕のカンボジアでの活動をカバーしている人は少数しかいない。ツイッターでやると9割方、日本のことだと思う。英語で書けばいいと言われたら、それまでだけど、誤解するヤツがいるだろうなと思ってちょっと意地悪したツイートですね」と説明した。
日本代表がキリンカップ決勝でチュニジア代表に0-3で完敗を喫した同日、カンボジア代表はアジアカップ予選でアフガニスタン代表に2-2のドローに終わっており、実質的な監督(正式な肩書はゼネラルマネジャー)を務める本田は、カンボジアのチーム・選手に向けて“喝”を入れようとしていたようだ。
「もし自分がいてチュニジアに大敗したら?」という問いかけには、本田は「激怒するか腹を抱えて笑うかのどちらかでしょうね」と答えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)