ヴァンゆん(写真・時事通信)

 ビジュアル系バンドボーカルだった「ヴァンビ」と、元アイドルの「ゆん」からなる美男美女コンビのYouTuber「ヴァンゆん」に今までにないピンチが訪れている。

 付き合っていると公言することはなく、両想いであることを匂わせながら視聴者をドキドキさせる動画が好評で、1000万回超えの動画も複数ある。

 一時は登録者数226万人にまで膨れ上がったが、昨年12月25日の動画「登録者250万人達成したら結婚する生配信!!」が、事前にゆんに知らされておらず、ヴァンの独断企画だったことが判明し、大炎上。

 その後、登録者数は減少することとなった。追い打ちをかけるように5月15日、ゆんが体調不良で活動休止することを発表。1カ月が経過した今もチャンネルに出演していない。

 ゆん不在のまま、ヴァンビは「マックのポテト5kg食べ切るまで帰れません!!」や、「たこ焼き100個食べ切るまで帰れません!!」などの大食い企画に挑戦したものの、動画の再生回数は10〜13万回と振るわず、寂しい状態となっている。

 しかし、ここにきて新たな “鉱脈” が見えてきたという。

「5月28日、ヴァンゆんと人気コメディ系ユーチューバー・バンカラジオとコラボしたんですが、そのコント仕立ての動画は大好評で、瞬く間に100万回再生を超えました。

 この動画にゆんは出演していなかったものの、ヴァンビが人気アニメ『名探偵コナン』に似せた事件の鍵を握る重要な役を演じており、視聴者から称賛されています。

 ヴァンゆんは以前にも、『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(日本テレビ系)や、『警視庁・捜査一課長 season5』(テレビ朝日系)などに出演しており、自然な演技力に定評がありました。

 コント仕立ての動画をチャンネルに取り入れていくことにより、新たなファンを獲得していくかもしれません」(ITライター)

 とはいえ、炎上後、再ブレイクの道が険しいのは変わっていない。6月17日夜には動画『もしも名探偵小学生が爆弾処理をしたら』がアップされているが、コメント欄には、

《色んなジャンルの動画を配信が出来るヴァンゆんチャンネルが凄い》との称賛が上がる一方で、

《これが一時代を築いたチャンネルか…好きだからオワコン化して欲しくない》

《こんな感じの動画が続くのなら視聴する人も減ってしまう…》

《頑張ってるのはわかる。でも…求めてるのとは違うかな…。昔のようにとはもう言わないけど、せめて1年ぐらい前の感じに戻ってほしい》

 といった厳しい感想も見受けられる。

 ゆんは5月23日に自身のインスタグラムにて「体調は順調に回復してきています!」と快方に向かっていることを報告しているが、“彼女” が帰ってくるまで、ヴァンビは「名探偵ネタ」で踏みとどまることができるだろうか。