今すぐ真似したい!2019年度版Twitterで話題になった“バズ飯”9選 - BLOGOS編集部

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※この記事は2019年12月31日にBLOGOSで公開されたものです

2019年もあと少しで終わりですが、今年もSNSで様々な話題が盛り上がりました。各サービスの使われ方にも変化が見られ、例えばTwitterではここ数年に比べると、個人的なつぶやきよりも政治ネタや社会的に賛否が分かれるテーマに関するツイートが目立ったように思います。

一方、目立ちにくくなったとはいえ、今年もたくさんの美味しそうなご飯のツイートが拡散。そこで今回も、1年間で特に目を引いた“バズった飯”ツイートを厳選して紹介します。【構成・文 島村優】

2018年度版はこちら→Twitterで話題になったバズるレシピまとめ【2018年最新版】

5分でできる絶品フカヒレチャーハン

バズ飯と言えばこの人、というくらい2019年も数々のヒットを飛ばしていたリュウジ@料理のおにいさんバズレシピさん。ガッツリ飯からひと工夫したカンタン料理まで、読んでいるだけで脳内に唾液が溢れ出しそうなメニューを多く紹介していました。

手軽さと材料の身近さから特にバズっていたメニューの一つが、セブンイレブンの「炒め油香るカップチャーハン」と「フリーズドライ ふかひれスープ」を使った激うまフカヒレチャーハン

レンジで温めたカップチャーハンにフカヒレスープをのせ、お湯を100ccほど注げば、あっという間にコクのある高級なあんかけチャーハン風が完成します。

スープが旨みたっぷりのまろやかな中華風あんかけの役割を果たし、濃い目のチャーハンにとてもマッチ。熱々で食べたら絶品です。


誰もが一度は夢見たフライドチキンご飯

続いて、食卓のメインを飾ること間違いなしのご飯ものをもう一つ。その名も「KFCオリジナルチキンの炊き込みご飯」。これは絶対おいしい。もうすでに口の中がおいしい。

ガジェット通信に掲載された「KFCオリジナルチキンの炊き込みご飯が全ての鶏好きを笑顔にするウマさ 『これぞチキンライス』『3合はいける』」という記事が元になり、転載したライブドアニュースのツイートも大いにバズっていました。

作り方は、研いで浸水させたお米に、しょう油、鶏がらスープを加えて、ケンタッキーのオリジナルチキンをのせて炊飯するだけ。チキンは1合あたり1ピースがちょうど良いそうです。炊き上がったら、ちょっと手間ですがチキンをバラして骨を取り除きます。

食べてみると…ケンタッキー好きにとって夢のような味わいの炊き込みご飯!フライドチキンの味がご飯にしみ込んで、箸を持つ手が止まらない味わいです。

しょう油は大さじ1、鶏がら小さじ1でほんのりのフライドチキン風味が香る仕上がりだったので、もう少し濃い目の味にしたければしょう油の量を少し増やすといいかなと思いました。お好みでスパイスをふりかけても風味がアップしてたまらない味でした。


パスタに「ごはんですよ」を加えたクリームパスタ

メイン料理になるメニューとしては、ひと工夫した「ごはんですよのクリームパスタ」も話題になっていました。

作り方は、お好みの材料できのこのクリームパスタを作り、ソースの仕上げにごはんですよを投入するだけ。ごはんですよがクリームソースに海苔の風味とコクをプラスし、より濃厚であとを引くテイストに早変わりします。

ちょっと加えるだけで、旨みとコクがたっぷり出ていて、ごはんですよの偉大さを感じるチョイ足しレシピですね。和風の味わいになるので、ねぎと七味をパラっと散らす味変もできそうです。

家で再現!無限・叙々苑キャベツサラダ

Twitterユーザーの方が長年をかけて完成させたという叙々苑のキャベツサラダも、上半期一と言っても良いほどのバズ飯レシピになっていました。ツイートを保存して、後から真似してみたという人も多いのではないでしょうか。

醤油、ごま油、サラダ油、味の素、にんにくを混ぜたドレッシングに、キャベツを絡ませてゴマを振りかければ、味が濃い目のあの叙々苑のキャベツサラダの出来上がり。

濃い目の味付けにやみつきになって、手が止まらない無限キャベツサラダですね。よりパンチのある味が欲しい人は、ごま油を少し多めにしてもいいかもしれません。


何個でも食べられるピーマンのめんつゆバター炒め

毎年Twitterを中心に話題になったご飯をウォッチしていると、いくつかの法則性が見えてくるのですが、その一例がチーズ、卵黄、ブリの刺身…と高確率でヒットするバズ要素の強い材料を使うこと。バターやめんつゆなども、話題になるメニューによく使われています。

そんなバズ飯の方程式を押さえた簡単つまみが「ピーマンのめんつゆバター炒め」。ピーマンをバターで炒めて、めんつゆを加えて水気を飛ばせば出来上がりです。

これは手軽でシンプルだけど、いつまでも食べられる無限ツマミ。バターのまろやかさがピーマンの苦みと絡んで、キレのあるビールがあったら無限の向こう側に突入。簡単で間違いない最高のおつまみでした。


日本酒好き全員集合!牡蠣の柚子蒸し

お酒好きも多く集まるTwitterでは、いろんなお酒に合うおつまみも話題になります。先日のことですが、見た目の美しさとどう見ても日本酒に合いそうな材料の組み合わせに、お酒クラスタが沸き立ったのがこちらの牡蠣の柚子蒸し

身をくり抜いて作った柚子釜に、大根おろし、蓮根、牡蠣と日本酒を加えて8分ほど蒸せば完成。蒸しあがったらしょう油をちょっと垂らしましょう。本来は、大根おろしの水気を絞るそうですが、お酒好きのユーザーさんによると日本酒を加えてしまって良いそうです。

ワクワクしつつ、ちょっとフライング気味に一杯やりながら8分待ちます。すると、蒸して角の取れた日本酒と牡蠣の風味が複雑な味わいを生み出す、悪魔的なアテが完成します。日本酒飲みなら一度は試してほしい一品です。

レンジでできる揚げないちくわの磯辺揚げ風

プロアマ問わずバズ飯仕掛け人がひしめくTwitterで、今年大いに存在感を見せていたのがジョーさん。何本も話題の料理をバズらせたばかりか『ジョーさんのねとめし神レシピ』という本の出版も決定しているそうです。

簡単だけど、素材を生かした小技が光るレシピを多く発信しているジョーさんですが、個人的にすごく好きだったのが、揚げないちくわの磯辺揚げ風つまみ

ちくわに青のり、粉チーズをかけてレンチン2分、仕上げにマヨネーズで和えたら完成です。マヨネーズがちくわチーズと昔からの友だちかと言わんばかりの相性で、ボリュームも見た目よりあっておいしい。揚げなくてもウマい磯辺揚げ風つまみ、ぜひ試してみてください。


覚えておくと重宝!えのきの旨塩ナムル

拡散に最適化していくと、濃厚でシズル感たっぷりの盛り盛りになりがちなバズ飯。そんななか、最適な材料を組み合わせて、簡単にできる凝ったレシピを紹介しているのがラク速レシピのゆかりさん。投稿しているツイートを見ていると、やはりプロはひと味違うなと思わされます。

いくつかチャレンジしてみた中で、超簡単かつ何回でも作りたいのが、こちらのえのきの旨塩ナムル。えのきをチンして、ごま油、鶏がら、しょう油、おろしにんにくを混ぜるだけ。本当これだけでいいの?というくらい、まさにラク速レシピ。

ひと言で言うと、超簡単なのにマジでウマい。おかずにも良し、つまみにも良し。えのきの風味とごま油、鶏ガラがONE TEAM力を発揮して、手が止まらない絶品になりました。


シメのスイーツに濃厚ラミーフレンチトースト

ここで最後にもう一つ、えのきの旨塩ナムルと同じゆかりさんが紹介していた、絶品フレンチトーストも付け加えさせてください。

ラミーと牛乳をレンジで溶かして、卵を混ぜて食パンに浸し、もう一度チンして仕上げに甘いのをトッピングしたら、はい、カフェ見たいなフレンチトースト!ああ、甘い、おいしい…。ぜひ、お試しあれ。

来年はどんな料理・レシピがバズるでしょうか。また1年後に会えるのを楽しみにしています。