俳優の鈴鹿央士がこのほど、主演を務める東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『クロステイル 〜探偵教室〜』(毎週土曜23:40〜)のクランクアップを迎え、コメントを寄せた。最終話は、28日に放送される。

鈴鹿央士=東海テレビ提供

鈴鹿の撮影最終日は、とあるホテルのバーから始まった。第7話の東堂(松村雄基)から呼び出され落ち合う場面だ。その後、ホテル内で場所を変え、レストランで純子(篠田麻里子)と張り込み中、東堂に邪魔をされるという場面を撮影。3ピーススーツでビシッと決めて、高級レストランでの調査に挑んだ。

いよいよ最後の撮影は、同じレストラン内の別の席に座っていた東堂がわざと出した足に、匡が引っ掛かって床に転倒するというシーン。鈴鹿が倒れ込む床の上にはカメラには映らないよう毛布が敷かれ、転倒シーンは一発で決まった。

監督から花束を渡された鈴鹿は「素敵なスタッフさんと共演者の方々と本当に楽しくて幸せな毎日でした。途中から匡という役に入り込み過ぎて、よく眠たくなっていましたが、それは匡が眠たいシーンだったからで、僕が眠たかったわけじゃないので許してください(笑)。皆さん、お世話になりました。Part2、待っています!」とVサインをして自信の程を見せ、スタッフからは惜しみない拍手が贈られた。

鈴鹿のコメントは以下の通り。

――無事クランクアップ、今の気持ちは?

撮影は今年2月から始まり、初めは「少し長いかな?」と思いましたが、あっという間でしたね。現場は本当に温かく、行くのが楽しみで仕方がなかったです。スタッフもキャストの方々も「この人たちだったからこそ良かった!」と思いますし、探偵教室の生徒も「この7人だったから生まれたものがある!」と思いました。本当に素敵な出会いだったので、終わってしまった今は寂しいですね。

――表情豊かな演技が話題になっています!

そうらしいですね。小さな頃から家族から「顔がよく動くね」と言われて育ってきたのですが、匡という役に出会って、普段抑えていたものが出たのだと思います(笑)。

――Part2をやるなら、どんな役?

先生役か、プロの探偵か。はたまた僕が失踪するか、お父さんがまた失踪するか、きっと何でもアリですね! でも、それを全部やったら、もっとシリーズ化ができそうだから、Part2、3、いや、4や5といくらでも……あとは脚本家の八津さん次第です(笑)。

――最終回に向け、視聴者へメッセージを!

第1話から物語に散りばめられていたことが第8話でいろいろ回収されます。これまでも各話それぞれ物語の展開を楽しめたと思いますが、最終回の前に第1話から見直すと発見があると思いますので是非そうして欲しいなと思っています。お父さんがいろいろあって、匡もいろいろあります。朋香も藤巻も理子さんも東堂さんも、みんなにいろんな変化があって、見どころがギュッと詰まった大事な回なので、絶対見逃して欲しくないです!