住宅ローン「変動金利」 1%上昇すると年間1.1兆円の金利負担増に
調査結果によれば、平均金利は0.84%、毎月返済額は平均10.9万円となっており、この結果をもとに金利を0.1%ずつ上げた場合の金利負担額を計算すると、変動金利が0.1%上昇すると約1100億円ずつ金利負担が増え、1%上昇した場合は1.1兆円の金利負担増加となることがわかった。
日米の金利差拡大による歴史的な円安を受けて、金融緩和政策の修正を求める声が一部で上がっている一方で、2016年のマイナス金利導入後に変動金利ユーザーは増大し、マイナス金利前の2015年における変動金利ユーザーは約40%だったのに対して、今や約70%のユーザーが変動金利を選択しており、主力のローン商品となっている。
これらの調査結果を受けて、MFSは賃金上昇がともなわない金利上昇は消費活動を冷やしかねず、金融緩和政策の軌道修正には慎重な議論が必要と訴える。
